ハイプロンの副作用について

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非ベンゾジアゼピン系睡眠薬『ハイプロン』を服用した際には、
・依存
・健忘
・眠気
・苦味を感じる
といった副作用が起こる可能性があります。ここではその詳細と対策についてまとめてみました。

依存

依存性が少ないハイプロンですが、長期で使用すると少なからず「依存」「耐性」がみられるようになります。
これらの対策には「使用量を守る」「飲む期間を決める」が有効です。
耐性がつくとこれまで得られていた効果が感じなくなりますが、ハイプロンの使用量は1日1錠ですので、必ず守るようにしてください。
また、お酒の併用は依存を早めたり、進行させたりするおそれがあるので厳禁です。

健忘

「服用後の記憶がない……」といったように、ハイプロン服用後には一過性の健忘が起こる可能性があります。
これに対しては「寝る直前に飲む」「アルコールと併用しない」が有効です。
改善が見られない場合は医師の診断を受けるようにしてください。

眠気

必要以上に効きすぎてしまう「眠気の持ち越し」も、副作用のひとつです。
集中力の低下や「ふらつき」が起こることもあるため、この症状がみられたときは車の運転は控えるなど注意が必要です。
対策として「服用量を減らす」がありますが、この場合はドラックストアなどで買える睡眠改善薬を試してみるのも一つの手といえるでしょう。

苦味

ハイプロンに含まれる有効成分には「苦味」があります。中には、飲んだ翌日まで苦味を感じるという方もいるようですが、残念ながらこれに対する対策は見つかっていません。